サクラとモモ
4月5日(日)
花の広場には季節に応じていろいろな花が咲いてくる。また、ここには花壇があり、四季折々の草花が植えられる。ここの広場も満員状態で、写真スポットにシートを敷き、お昼を食べている人もいる。「少し遠慮がないなぁ」と思うんばかりである。
赤味を帯びたベニシダレザクラが見事な花を咲かせている。斜面を根元に幹を斜めに出した結構な老木のように見える。枝の先は手の届く高さまで下がっているので、花をよく見ることが出来る。
ベニシダレザクラ
ナノハナに囲まれたシダレザクラがある。こちらは先ほどのベニザクラと違うようだ。豪華に咲きほこったベニシダレに比べると花の数が少ない。蕾が多いので、花はこれからのようだ。この樹だと思う。昨年弱ってきたせいか、よく手入れをしている光景があった。下のナノハナはほぼ満開状態で目を楽しませてくれる。
ナノハナに囲まれたシダレザクラ
ここの広場には赤白のモモの樹がある。その中でもこれは大きなモモの樹だ。枝が垂れるように花がたくさんついている。ウメ、サクラ、モモみんなよく似ている。一斉に咲いていると、迷うことがある。サクラは花に柄があるので、花が咲けば間違うことはない。ウメとモモは開花時期がずれている点で違いが分かる。でもこの二つが同時に咲いていると考えてしまう。ウメ、モモとも花柄はほとんどないが、一か所から出る花の数が違っている。ウメは1つずつ、モモは複数になっている。この樹がモモであるか確かめた。
モモの樹
左右に鮮やかな紅白のモモの樹がある。毎年見るが、何時見ても目が惹きつけられる。名前は照手白、照手紅のモモと表示されている。
照手白
照手紅
竹藪の前に小さい樹だが先程の照手紅のモモと同じくらい鮮やかな紅色をしたモモの樹がある。枝を見ると、ややシダレになっているようだ。
鮮やかな色をしたモモ
花の広場を出ようとしたところ、出口に珍しいそうなサクラの樹があった。通る人が足を止めている。名前は何というのだろうか。樹には表示がされていない。花の広場の奥に昨年シュゼンジザクラが咲いていた。この花に似ているのではと、奥へ戻ってみると、シュゼンジザクラは咲いていなかった。昨年は3月22日に見ている。花期を終えたのかもしれない。しかし似ている。
シュゼンジザクラ?
撮影:3月31日
記 平成27年4月4日(土)