公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サクラと池

44日(土)
 
 風は相変わらず吹き付けるが、サクラと池が織りなす絶景が続く。美しいものを見ると心が和み、落ち着く。通る人の顔には笑顔が絶えない。一人一人に満喫した喜びが感じられる。小さな子は親元を離れ飛びまわる。疲れた親御さんの中には横になる姿もある。和やかな花見風景があっちにもこっちにも見られる。
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サクラと池が織りなす絶景

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サクラと池が織りなす絶景

 茶店の前の広場にヤマザクラがある。黄緑色の葉と同時に白色の花をつけている。葉があるので、花の数が少なく見える。ソメイヨシノは満開だが、ヤマザクラはやや遅れている。ソメイヨシノのような派手やかさはないが、落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる。昔の花見というと、このヤマザクラガ主体だったと聞いている。
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落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる

 茶店の脇に開花宣言をするソメイヨシノある。この樹に花がついた時、開花を報じるという。太く、大きな樹で水面に向かって張り出している。無論花も見事である。
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 中ノ池と下ノ池の境の堤に赤みがかった花を咲かせるヨコハマヒザクラが植えられている。白色気味のソメイヨシノを見続けてくると、この赤味が一際美しく映る。名の通りこの花は横浜でつくられたという。
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ヨコハマヒザクラ
 
 この堤から見る中ノ池のサクラの景色も絵になる。多くの人がよく撮影している。対岸に見えるサクラは無論ソメイヨシノである。
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中ノ池のサクラの景色
 
 中ノ池沿いにいろいろな種類のサクラ現れてくる。今咲いているのはソメイヨシノだが、日が経つといろいろな種類のサクラが咲いてくるので、これからしばらく楽しむことができる。道を進むと花の広場へやってくる。この広場はまた多くの人でにぎわう場所となっている。
 

撮影:331


  記  平成2741日(水)