舞岡公園 キブシの蕾が見える
3月26日(木)
中丸の丘へ戻ると、正面にサクラに似た花に気が付いた。先ほど休憩していた時は、アセビを気にしていて、この樹に注意していなかった。この花はサクラではなくアンズでることはすぐ分かった。アンズも花が咲くまではその存在が分からなかったが、今日見てこの公園内にいくつもあることを知った。
アンズ
この丘から下り水田を目指した。坂を下りていくと、左側の奥にコブシの林が広がっている。先日来たとき花が咲いていなかったが、幹、冬芽の付き方からコブシであろうと見ていた。やはりその通りであった。樹は中の方にあるので、望遠で写真に収めた。
コブシの林 コブシの花
コブシの林の合い向かいにイヌシデの樹がある。先日冬芽を撮るとき、手の届く高さに小枝が下がっていたが、いまその枝は刈り落とされている。新葉が出てきているので、カメラに収めようとしたが、うまく撮影できなかった。
イヌシデ
北門を入ると左下に水田が広がっている。道の傍にヤマグワの老木がある。この老木を見ようとした時、そのそばにキブシの新芽の吊下がった光景が目に入った。キブシ独特の光景である。この水辺にはキブシが何本もあるので、このような光景が続くかもしれない。
キブシ
この付近は野鳥を観察する人が何時もいる。今日も皆さん何かを狙っている。見ると目の前の樹に1羽いるではないか。急いでカメラに収めた。先日から見ているシジュウカラである。翼がきれいな色をしているので、直ぐ分った。
ネコヤナギが見える。先日は赤いところがあり、白色の毛をかぶったところがあった、今日はみんな毛をかぶっている。その一つを見た。まるで毛虫のようである。ネコヤナギは雌雄が別株だという。毛のように見えたものはおしべと思える。余りにも多くあるので、1つの花はどこまでなのか、遠くからでは知ることが出来ない。
ネコヤナギ
ネコヤナギ:雄花
撮影:3月22日
記 平成27年3月25日(水)