公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

セイヨウタンポポが咲いている

321日(土)
 
 ハクウンボクは大きな葉の下に白色の花を下向きにつける。花だけ見るとエゴノキによく似ている。小さかった冬芽が毛で覆われ出してから久しい。その後一向に変化してこない。今日見ても、副芽が心持大きくなった気がするぐらいで、明確な変化は見られない。
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一向に変化が見られないハクウンボクの冬芽
 
 レンギョウも見る度、もう変化が現れてもいいのではと見るが、なかなか変わってこない。昨年は開花の記録を残さなかったが、一昨年記録を見ると、325日には満開状態になっている。今年は開花が遅くなっているような気がする。
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レンギョウ:開花が遅くなるか
 
 公園にあるサクラの主体はヤエザクラである。ヤエザクラの花期は長いが開花は遅い。従って、冬芽にもなかなか変化が現れてこない。いろいろなサクラに変化が現れてきているが、ヤエザクラには期待はまだ早い。しかし気にはなる。確認のため見たが、期待する変化は認められなかった。開花が4月下旬であることを考えると、この状態がもう少し続くと思われる。
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まだ固いヤエザクラの冬芽
 
 ハナカイドウは大きく変化してきた。先日、冬芽の先端が緩み、中の花芽が小さく見え出していた。今日見ると花柄を伸ばし、花芽が外へ出てきている。1つの花芽を見ると先端に割れ目が見えている。もう開花が迫っていることを告げているようだ。
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ハナカイドウ:花芽が伸びてきた
 
 ハナカイドウの花芽をいろいろな角度から見ていると、足元にタンポポが咲いているのが分かった。この公園で見るのは、今年初めてのような気がする。久しぶりに見る鮮やかな黄色である。無論セイヨウタンポポである。
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撮影:313


  記  平成27320日(金)