公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

リョクガクバイを見る

39日(月)
 
 ここの梅林にはリョクガクバイという名の付くウメがある。普通見るウメのがくが赤茶色であるのに対し、リョクガクバイは「リョクガク」の通り、がくが緑色をしている。がくが緑色のせいか、花びらの白色が目を引く。初めて見たとき、あまりにも花が引き立って見えたので、ウメでなく違う花と思えた。しかし、花に柄がないので、ウメの1つであることが分かった。見慣れてくると、ハクバイとの違いが見えてくる。同じ白色でも、ハクバイは柔らかく暖かそうに見えてくる。それに対し、リョクガクバイは純白、鮮明で、厳しさが感じられる。
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リョクガクバイ

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リョクガクバイ:がくが緑色
 
 リョクガクバイをしみじみ味わった。後へ下がり、全体を見渡すと、リョクガクバイの後方にタイサンボクが目に入ってきた。毎年この時期に来ていたが、いつもウメに気を取られて、他のものに気が付かなかった。タイサンボクは大きな花をつける。ぜひ花の時期に訪れたい。
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タイサンボク

  駅へ向かう道すがら、再度サクラのところへ向かった。花の種類の手掛かりを求め、花の特徴をメモした。その後、足元にヤエムグラがあることに気が付いた。先日も別のところで、同じものを見ている。その時、「これヤエムグラ?」そんな疑問がわいた。ヤエムグラの葉には細長いイメージがある。ところが、先日のもの、今見ているものも葉は決して細長くない。ヘラ型で、ヤエムグラのイメージの葉より幅が広い。
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ヤエムグラ

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ヤエムグラ(葉がヘラ型)
 
 
撮影:36
 


  記  平成2737日(土)