公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ムラサキハナナが咲く

37日(土)
 
 午後は暖かく、歩き始めるとマフラーがいらない陽気になってきた。春の兆しが次第に強くなって来ていることを感じる。今日は、新横浜へ用事があって出かけた。その後、新幹線沿いに歩いた。
 新幹線のガードをくぐって山側を見ると、樹を切る音が聞えてきた。何だろうと近くへ寄ってみた。山で2-3人の人が作業をしている。近くには今切終えたと思える大木が寝かされている。切株の断面は真新しく、痛々しく映った。この辺りは大きな樹が茂り、林であったと思える。次々に切り開かれる土地開発は止むことがない。難しい問題だが、残こせるものなら残しておきたい。
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大木が伐られる
 
 斜面には数本大きな大木が残っている。何の樹だか知ろうと写真を撮ってみた。幹に縦方向に筋が入っており樹皮が薄く剥がれようとしている。ムクノキのように思える。
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ムクノキ? 
 
 平らな面はほとんど駐車場になっている。この辺は、近くに農家らしい家があるので、畑だったと思える。駐車場から斜面が山へ延びている。その斜面を見ると、フキノトウが見えた。別に珍しいものではないが、斜面に並ぶフキノトウの光景を見ると、ここにも春が来たと実感する。
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  駅の近くの崖にサクラがある。毎年3月の初めごろに咲く。何という名前なのか調べているが、答えに行き着かない。先日、別の場所でカンザクラが咲いているのを見たので、カンザクラかと思ったが、カンザクラは少し赤みがある。ところがこのサクラは白色気味であるので、カンンザクラではないようだ。
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サクラ(名前は?)
 
 サクラの写真を撮るため上を向いていた。そのために足元に咲いているムラサキハナナに全く気が付かず、うっかり踏んでしまうところだった。ナノハナのたよりが聞かれる。この花も同じ仲間に入る。「いよいよナノハナの季節が来た」と感じた。
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ムラサキハナナ
 
 崖の隅にピンク色のアセビが咲いている。先日白色のアセビを見たばかりだった。どちらも小さくかわいい花である。花が大きく開かないので、蕾のようにも見える。しかし、よく見ると、釣鐘のようになっていて、口がわずかに開いている。
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撮影:36
 

  記  平成2736日(金)