公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カリンが開き始める

35日(木)
 
 3月に入り、春らしくなってきた。草花は緑を増し、花芽は色づいてきた。カンヒザクラの赤紫色は目に焼き付いている。
 公園には紅白のハナモモの樹がそれぞれ1本ずつある。もともと白色の樹はもう1本あったが、大風で倒され、その後枯れてしまった。紅いハナモモの花芽が膨らみ、先が緩んできている。よく見ると、中に赤みがかったものが見えている。
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ハナモモ:赤色
 
 ハナモモの樹の横にカリンの樹がある。冬芽が開き、緑の点々が増えていることが分かる。1つの緑の中には、赤味を帯びた蕾が見える。蕾を囲む新葉は黄緑色をしていて、もう一人まいの形をしている。縁には鋸歯になる白色の点々模様が見える。
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カリン
 
 シダレザクラの下がっている枝を見た。この枝には冬芽がある。先日は小さく、堅そうで芽という感じからは遠かった。いま見ると、ごくわずかな期間だったが、やはり成長していることが分かる。小さな塊に見えた冬芽も膨らみが出て、先端が黄色味を帯びてきている。
イメージ 3
 
 公民館の横にシモクレンがある。こちらのモクレンは先ほどのハクモクレンより開花が遅い。冬芽の成長も同じようい少し遅れている。冬芽は帽子のような外側の皮が剥げようとしている。ハクモクレンのようにふさふさした毛はいまのところ見られない。
イメージ 4
 
 先程赤いハナモモの冬芽を見たが、ここには白色のハナモモがある。冬芽は蕾になっており、先端が開き、中に白色の花の先が見える。こちらの方が開花の進みが早い。同じようなスタートを切っていたと思ったが、ここにきて違いが出てきたようだ。
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ハナモモ:白色

 
撮影:32


  記  平成2733日(火)