公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サンシュユが咲く

221日(土)
 
 丘の上の広場へ着くと1本のウメ(ハクバイ)の樹があった。花の咲き具合は、枝にぽつぽつとついた5分ぐらいのようだ。日に照らされた白い花びらを見ると、柔らかさ、優しさを感じる。花を覗くとおしべがたくさんある。めしべはどこにあるのか探したが、見当たらない。写真の撮り方がまずかったようだ。
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ハクバイ
 
 ウメ(ハクバイ)の樹の奥にシダレザクラ?がある。上から垂れた枝を見ていると、色がついているところがあった。「変だなぁ」と思った。色が付いたものは、花の咲きかけであった。いままではこの樹をシダレザクラと思っていた。それが2月のこの時期に咲くとは、どう見ても変に思った。ウメとサクラの花の違いは花柄にある。ウメの花は直接枝に付く。サクラは長い花柄があってその先に花が付く。そこで咲きかけた花をよく見た。すると、花柄がない。この花がウメであることがはっきりした。シダレウメになる。
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シダレウメ
 
  山道を下り、パークセンター広場へ出た。脇に水路があり、その先には水田などもある。水路沿いに進んだ。夏場には湿地にいろいろな草花が見られたが、今は何もない。昨年ツリブネソウを見たところがあるので、現在の様子を見に行った。その途中、赤紫色の花が咲いていた。それを見て、コウバイに間違いないと思った。近寄って見るとやはりコウバイだった。未だ満開ではないようだ。ツリブネソウのあったところへ行ったが、その形跡は分からない状態になっていた。
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コウバイ
 
 駐車場の脇に植込みがある。ここでも昨年いろいろな草花を見た。ここの角に黄色い花が咲きそうになっていた。どの蕾も黄色い花の先が出かかっている。今の状態では花の全形は分からないので、想像するしかない。蕾の中を覗くと、縮こまった花びらが見える。サンシュユと思われる。パークセンターの掲示板に今見える花としてサンシュユ掲示されていた。
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撮影:219


  記  平成27221日(土)