公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カリンの蕾が立ち上がってくる

219日(木)
 
 不純な天気が続いている。朝から小雨が降り続く外をぼんやり見ていると、少し明るくなったようだ。雨がやみそうになったので、この間に写真でも撮っておこうと公園へ向かった。こんな天気なので人は一人もいない。
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小雨の公園
 
 垣根として植えられているハクチョウゲゲの葉は緑色がうすれてしまっている。見るからに寒さを堪え忍んでいるようだ。シモツケも茶褐色に変色し、春を待っている。
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緑がうすれたハクチョウゲ

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茶褐色に変色したシモツケ

 先日はカリンの蕾の先に赤みがかった色がついていたので、その後どうなったか気になっていた。花が開くのにはまだ間があるだろうが、近況を捉えようと写真を撮った。赤い蕾が鱗片から幾分立ち上がってきていることが分かる。
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蕾が立ち上がってきたカリン 
 
 雨の中にハトが7-8羽いた。そのそばをスズメが数羽動き回っている。地面に何か餌になるものが落ちているのだろうか、みんな何かを突っついている。ムクドリが舞い降りてきた。近づいても平気でいる。餌を求めているのだろうか。例年よく目にするヒヨドリがこのとこを見えない。どこにいるのだろうか。
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 雨の中のモクレンを見た。冬芽の毛は雨でぬれているせいか、日頃みえる1本1本の毛の姿は見えない。すべてが貼り付いているように見える。このような姿で、内部を雨から守っているのだろうか。
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 雨が降り所々に水が溜っている。植込みにはたくさんの水が浸み込んでいる。乾燥し切った花壇に生える草花には恵みの雨となっている。この雨を吸い取り、生命力が蘇ってくるのだろう。
 

  記  平成27218日(水)