公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナカイドウの新葉が出る

2月12日(木)
 
 ヒガンザクラ(?)の冬芽を見ると、ほとんど変わっていないようだったので、1月16日の写真と比べてみた。ちょっと見ただけでは変化は分からないが、先端が赤くなり始めた冬芽が多くなっているように見える。目に見えないほどの変化だが、生命活動が行われていることが分かる。
イメージ 1
ヒガンザクラ(?)の冬芽
 
 ボケの赤い花が咲いている。ボケは12月ごろから寒い時期に花をつける。花が少ないときに大きな花をつけるのでよく目立つ。「きれいなものには棘がある」というが、バラと似ている。調べるとバラ科に入っている。似ているのも当然となる。果物にはバラ科が多い。このボケも大きな果実をつける。この樹からこんな大きなものが獲れるとは不思議である。
イメージ 2
ボケ
 
 公園にはギョイコウというサクラがある。今までは、写真に撮れそうな下の冬芽を見ていた。今日は天気がいいので、上空の冬芽を望遠で見た。すると一番外側の鱗片が開いたものがある。下の冬芽は固く閉じているのにどういうわけなのだろうか。この日見たカンヒザクラでは反対に上空の冬芽の方が固く閉じていた。
イメージ 3
ギョイコウの冬芽
 
 ハナカイドウから赤い葉が出てきた。この葉は先日開きそうになっていた。小さいが大変きれいである。他の冬芽を見ると、膨らんでいるが、緩み始めているとは思えるが、まだ当分開きそうもないようだ。
イメージ 4
ハナカイドウから出た赤い葉

イメージ 5
ハナカイドウの冬芽

 ネムノキを見ると、相変わらず種子のこぼれた房がついている。もしかしたら中にまだ種子があるかも知れない。枝の先を見るとくねくねと曲がった奇妙な形をしている。これは一体なぜだろうか。冬芽があるようだが、高くて全く分からない。
イメージ 6
ネムノキの枝の先

 
撮影:2月9日
 

  記  平成27年2月11日(水)