公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カリンの冬芽が赤くなる

211日(水)
 
 剪定されたレンギョウにたくさんの冬芽がついている。枝に黄色い花をいっぱいに付けた姿は明るく輝かしい。毎年気まぐれにポツンポツンと花を咲かせるが今年は未だ花の姿がない。大きな蕾はないかと探したが見当たらない。やはり気まぐれなのだろうか。今の冬芽は、外側の皮が剥がれ赤紫色の冬芽が顔を出している。
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 そろそろジンチョウゲの開花が見られそうだ。そういう思いでジンチョウゲを見た。ジンチョウゲは開花しても花びら(がく)を大きく開かないので、いつ咲きだしたか分からない。気が付いたときは咲いている。蕾の先端が黄色くなって来たので、そろそろ咲きそうに思える。
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 カンヒザクラの冬芽を見た時、ちょっと吃驚した。蕾が丸くなり先端が緩み始めている。カンヒザクラ3月中旬には咲くので、ソメイヨシノよりは冬芽も早くほころびる。上空の蕾を望遠で見ると、下の蕾ほど大きくなっていない。これはどういう訳なのか。
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 公園にはハナモモの樹が赤と白が1本ずつある。昨年は317日に開き始めた。あと1か月後になる。そのわりには冬芽は固く閉じているように見える。この樹も花をぎっしりつけるので、開花時は見事である。
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ハナモモの冬芽
 
 ハナモモの近くにカリンの樹がある。冬芽はどこかと見ると、赤い色がついている。もうこんな時期になったのかと思った。暖かさが数日続くと開いてきそうな気配を感じる。
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カリンの冬芽
 
 
撮影:29
 


  記  平成2729日(月)