公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

舞岡公園 コウバイが咲く

26日(金)
 
 中丸の丘へ上がった。見晴らし眺めである。樹木に葉がないので、遠くを見渡すことができる。前方斜面は植込みになっている。手前に先ほど見た黄色いソシンロウバイの刈りこまれた樹がある。わずかだが花をつけている。目を少し遠くへずらすと、赤い花が目に付いた、これはコウバイと思える。望遠で見ると、間違いなくコウバイであった。
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コウバイ
 
 中丸の丘にある樹木を見た。クヌギヤマボウシ、エノキ、ケヤキ、カエデなどがあるようだ。幹の様子で判断しているので、分からない点も多い。松原越し休憩所へ行く方には3本のサクラの樹がある。
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クヌギヤマボウシ、エノキ、ケヤキ、カエデなどの樹木
 
 中丸の丘からオニグルミを確認するために狐久保へ向かった。この道には何本かのヒノキの樹がある。ヒノキの樹は葉をたくさんつけているので、ここはいつも暗い。ここから下っていくと、左側に狐久保の広場が広がっている。広場にはオニグルミの樹が点々としている。先日瓜久保で見たオニグルミはサワグルミと見えた。狐久保のものはオニグルミと言われているので確認したい。上空を見ると、冬芽が白色に光っている。高いところにあるので、望遠写真を撮って確認した。先日のとは形が違っているようだ。先端が三角形で、高さが高くない。これがオニグルミの冬芽なのかもしれない。
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オニグルミの冬芽
 
 幹を見ると、灰色をしており、ひび割れのような浅い割れ目が見える。また、縦方向にとぎれとぎれした白色の線状模様がある。
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オニグルミの幹
 
 狐久保を出ると、野鳥観察をしている一向に出会った。この一行は先ほどきざはし池で観察していた一行のようである。どんな野鳥がいるのか知りたかったが、一行のカメラを向けている向きが藪だったので、存在をつかむことはできなかった。道を進むと、畑の際にオオイヌノフグリが一面に咲いていた。「春が来ている」そう思った。オオイヌノフグリは町の中でも見られるが、このようにたくさん見られるところは少ない。
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撮影:22
 

  記 平成2725日(木)