舞岡公園 マンサクが咲く
2月5日(木)
水田に降り、暫くハクバイとキリの樹を見ていた。あの丸い果実のようなものは蕾かも知れない。そう思いながら望遠でのぞいたが、詳細については知ることができなかった。目を水路の脇に移すと、水路沿いに細い樹が目立った。枝先を見ると冬芽がついている。これを見て、先日これと同じようなものを見たことを思い出した。名前は…と思うとなかなか思い出せない。水車小屋の近くで見たようだ・・・。と思いだすと、ガマズミの名前が出てきた。手持ちの図鑑を広げたが、冬芽の写真はなかった。確認は家に持ち帰ってすることにした。
水田沿いのカマズミ
冬芽
田んぼのあぜ道を少し進むと、1羽の野鳥が舞い降りてきた。飛んでいかないうちに写真に収めようと慌てた。写真を見ると、キジバトに似ている。しかし、頭のあたりが少し違うようだ。図鑑をひも解くとツグミの名前が出てきた。ツグミなら以前自宅の近くで見たことがある。ツグミの名前は頭にあったが、いざ見ると、瞬間的に名前が出てこない。特徴をしっかり覚えていない証拠だった。
ツグミの特徴について調べてみた。
嘴…真っ直ぐ、上の嘴が曲線を描く、下の嘴の基部が黄色い
おでこ、頭…黒が主体で、黒と白のまだら
顔…白色、嘴にかけて黒色
翼の後方…茶褐色をしている
腹…白地に黒の斑点
足…褐色
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あぜ道は霜解けでぬかっている。ネムノキが頻繁に現れる。小屋にはネムノキ休憩所の名前がついている。2つ目の小屋へ来ると、土手に黄色い花が咲いていた、先日瓜久保で見た花と同じロウバイのようだ。日が陰ってきたせいか勢いがない。もしかしたら花期が終わろうとしているのかもしれない。ロウバイの仲間にソシンロウバイがあるという。全体が黄色いのがソシンロウバイで、中央部分が赤いのがロウバイだという。すると、このロウバイはソシンロウバイになるようだ。
すぐそばに赤い花があった。ちょっと見たのでは咲き始めなのか、終わりなのか分からない。赤いひものようなものがよじれているように見える。「これが花なのか・・・」と思うような変わった形をしている。マンサクという。
マンサク
撮影2月2日
記 平成27年2月5日(木)