公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハクバイが咲く

130日(金)
 
  コリア庭園から左の山に入ると、そこにはムラサキシキブが植えられている。ここも何度か訪れている。今の時期はムラサキシキブの冬芽を見ることができる。何本もあるので、よい写真を撮ることができる。冬芽はわりと小さいので、よく分からないのではと思っていたが、実際に見ると、大きく伸びているものがあった。こんなに小さい冬芽から枝が伸びてきて、たくさんの花がつくのがうそのようである。どんな仕組みで花が形成されていくのか知りたいものである。
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 自宅のツバキは未だ花を咲かせないが、公園内のツバキは花を咲かせてきた。サザンカが見事な花を咲かせたが、この時期はツバキと位置を交代している。公園内には珍しいツバキもある。山へ上らないとそのツバキは見ることができない。見たいのはやまやまだが、今回は諦めることにした。
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ツバキ
 
 茶店の近くにハゼノキがある。冬芽を見ようと思ったが、高いので見ることができない。望遠で見たが、その存在が分からなかった。ハゼノキは別の場所にもある。こちらでは接写写真が撮れる。そこへ行き見たが、やはりはっきり分からなかった。枝の先に何か尖ったものがあるだけで、それは冬芽とは思われない。
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ハゼノキ:冬芽は分からない
 
 花の広場まで来ると、日が陰り、急に寒くなってきた。自転車に乗った小学生の女子2人に追い抜かれた。寒さを知らず、元気がいい。ハクバイの樹へたどり着くと小学生の乗った自転車が樹の下に置かれ、姿はなかった。そろそろ咲き始めているのではないかと期待していたが、意外と花の数は少なかった。未だ咲き始めたばかりで、数えるほどしか咲いていなかった。「咲くようでで、なかなか咲いてこないものだなぁ」と思った。
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ハクバイの樹

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ハクバイの花

 
撮影:126


記 平成27年1月129日(木)