公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カツラとイチョウの比較

128日(水)
 
  イチョウの樹とカツラの樹が隣同士にあった。ちょっと見るとよく似ている。果たしてどちらがイチョウだったか考え込むことになった。
 記憶では左側がカツラの樹で右がイチョウの樹になっている。もしこれが逆の位置にあったら、どうやって区別したらいいだろうか考えた。
 この2つは、葉があるときもでもよく見ないと間違って判断してしまう。今は区別すするのに葉がない。それだけ難しくなる。そこで幹と冬芽をよく観察し直した。

カツラ


 幹には縦方向の筋模様があるが、これは薄い皮を貼り付けたようで、その境が縦模様になっている。薄い皮の中には外側に反っているものも見られ、それがが剥がれそうになる様子を連想させる。
イメージ 1
カツラの
 
冬芽

赤味を帯びた冬芽がついになって枝についている。
イメージ 2
冬芽


 幹

 樹皮に溝が刻まれ、無数の板状に分かれているように見える。剥がれるようには見えず、堅さを感じる。
イメージ 3
 
冬芽

 間隔をあけて対生している。11つが粒上で、おできのように見える。
イメージ 4
イチョウの冬芽
 
 
 両方の冬芽は高い位置にあるので、観察が難しい。低い枝が見つからなかったら、望遠で見るしかない。樹皮は2つが近くにあると、比較ができるが、離れている場合は観察力が必要になる。
 

  記  平成27127日(水)