カツラとイチョウの比較
1月28日(水)
記憶では左側がカツラの樹で右がイチョウの樹になっている。もしこれが逆の位置にあったら、どうやって区別したらいいだろうか考えた。
この2つは、葉があるときもでもよく見ないと間違って判断してしまう。今は区別すするのに葉がない。それだけ難しくなる。そこで幹と冬芽をよく観察し直した。
カツラ
幹
幹には縦方向の筋模様があるが、これは薄い皮を貼り付けたようで、その境が縦模様になっている。薄い皮の中には外側に反っているものも見られ、それがが剥がれそうになる様子を連想させる。
カツラの幹
冬芽
赤味を帯びた冬芽がついになって枝についている。
冬芽
幹
樹皮に溝が刻まれ、無数の板状に分かれているように見える。剥がれるようには見えず、堅さを感じる。
イチョウの幹
冬芽
間隔をあけて対生している。1つ1つが粒上で、おできのように見える。
イチョウの冬芽
両方の冬芽は高い位置にあるので、観察が難しい。低い枝が見つからなかったら、望遠で見るしかない。樹皮は2つが近くにあると、比較ができるが、離れている場合は観察力が必要になる。
記 平成27年1月27日(水)