公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ジンチョウゲなどの冬芽

118日(日)
 
 公園にはたくさんのジンジョウゲがあったが、年々枯れてきて少なくなってきている。今残されているジンチョウゲも元気がない。葉は黄色味を帯びていて今にも枯れそうに見える。花が危ぶまれたが、蕾は赤味を帯びてきている。先端が黄色くなっているところから開花に向けて順調であることが伺える。
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先端が黄色くなったジンジョウゲ の蕾
 
 公園に遅く咲く枝垂れ系のサクラが1本ある。名前はまだよく分かっていない。花は白色系の八重である。冬芽は非常に小さく、外側の鱗片が少しゆるみ中の冬芽の頭が出始めたところのようだ。先端には毛がついているように見える。
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枝垂れ系のサクラの冬芽
 
 公園にはハクモクレンとシモクレンがある。冬芽の成長はハクモクレンの方が早く、花もハクモクレンの方が一足早く咲く。ハクモクレンは一段高くなったのか、下の枝が剪定されたのか、冬芽の位置が高くなり、手の届かない高さになってしまった。望遠で見ると、枝の頂点につく冬芽はふわふわした毛に包まれ、ずいぶん大きくなっている。シモクレンの冬芽は成長が遅いこともあり、やや堅く見える。
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モクレンの冬芽
 
 小さかったハクウンボクの冬芽もだいぶ大きくなってきたようだ。冬芽は一か所に2つ付き、そのうちの1つが大きい。拡大してみると、たくさんの毛で覆われていることがはっきりと分かる。よく見ると、モクレンやコブシの冬芽に似たところがある。
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 最後に、駐輪場の裏にあるハナカイドウの冬芽を見た。ハナカイドウは2本ある。花時は赤い花が見事である。冬芽はまだ小さい。外皮が緩み、中からようやく出てきた頃に見える。
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ハナカイドウの冬芽
 
 
撮影:116
 
 
  記  平成27118日(日)