ハンノキの花
1月11日(日)
白幡の森
白幡の森にはハンノキが1本ある。この樹は不思議である。ハンノキは普通幹が直立すると説明されている。ところがここのハンノキは直立していない。本当にハンノキであるか確信が持てない。これから花をつける時期に入るので注目している。しかし、花は小さく、しかも高いところにあるときては確認の手がない。低く手の届きそうなところの花を探しては写真に収めるが、いい写真が集まらない。
立町から急な階段を上って白幡の森へやってきた。森の中へ入ると、先日のような明るさはなくなっていた。先日は、イチョウの葉が舞い落ちており、地面が見えないほど黄色い葉でおおわれていた。ところが今日は、その落ち葉の色が変色しくすんだ土色に変わっていた。「ああ、土へ変えていくのだなぁ」と思った。
森の中 の光景
広場に出ると、賑やかな子供の声が聞こえてきた。小さなお子さん連れのお母さんたちが何人も集まり、 をしているところだった。小さな子は寒さが気にならないのか、よく走り回る。追いかけるお母さん方は大変だ。そんな光景を見ながらハンノキの花を見た。接写写真を撮るにはやや高い。落ちていた木の枝を利用し、枝を下げ撮影した。ところがなかなか鮮明なものが撮れない。雄花は未だ大きいのでいいが、雌花は小さい。しかし、どちらにしても1つの花はごく小さいので、肉眼ではほとんど分からない。何度も試みて、拡大して見たが、詳細が分かりそうなのは撮影できなかった。「未だ開花していないのか」とも思われる。
ハンノキ
ハンノキの雄花
ハンノキの雄花と雌花
ハンノキの雌花
結局今日も確認できなかった。しかし、いろいろ調べたが、どうしてもハンノキに思えてならない。幹が曲がりくねったハンノキの資料を探しているが、いまだに見つからない。
撮影:1月8日
記 平成27年1月8日(木)