公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

箒状の樹木

17日(水)
 
 窪地になった広場の中央には大きなスズカゲノキが3本ある。葉をつけた夏には荘厳に見え、広い日陰をつくり出してくれる。幹の表皮が大きく剥がれるのが特徴で、成長が速い。毎年強く選定されても夏場にはたくさんの葉をつける。
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スズカゲノキ
 
 窪地を上る斜面に白色の花をつけるヤマボウシがある。花は一見ハナミズキに似ているが、ハナミズキよりもおそく咲く。このヤマボウシの幹には灰白色の斑点模様があるので花がなくともヤマボウシということが分かる。
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 忍者の砦の脇にエゴノキ1本ある。この樹も白色のきれいな花を咲かせる。花は柄を下向きに垂れ、その先に下向きの花を咲かせる。花数が多いので、それは見事である。幹は黒みがかっているところを見て、エゴノキと見ているが、判定はなかなか難しい。
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 上に出ると広い歩道があり、両側はソメイヨシノの並木になっている。花が咲いたときはソメイヨシノのトンネルになる。そのころは人が多く出て賑わう。大きなサクラの樹はごつごつして曲がっている。また、樹皮は黒味がかる。若い幹は赤みがかり、横縞模様がきれいに見える。
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 歩道を超えたところに大きな樹が直ぐ伸びていた。葉が落ちた枝は細い。今までここまでは来てみなかった。この樹の名前はと考えた。幹の樹皮から考えるとメタセコイアに見える。葉が落ちていないだろうかと探してみた。見ると小さな細長い葉が密集している葉が見つかった。メタセコイアに間違いない。
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撮影:1月4日
 
 
  記  平成2714日(日)