公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウテイダリア

1220日(土)
  
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  寒空に紫色の花が咲いていた。最近までこの花は目にしたことがない。真直ぐ伸び、わりと花は大きい。見たところ最近植樹されたようにも見える。名前は何と云うのだろうか。葉を見ると羽状複葉になっている。 
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花は大きい
 
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葉は羽状複葉
 
 色々調べてみたが、なかなか名前が見つからなかった。手当たり次第に調べて行くと、それらしいものにぶつかった。名前は「コウテイダリア別名コダチダリア」と出ていた。ダリアの一種という。コウテイとは皇帝のことである。どういういわれでこの名前がついたのか面白そうなので調べると、詳しく書かれたものは見当たらなかった。
この花は、草本なのか、それとも樹木なのか、それもはっきりしない。幹は竹に似た節があり、中は空洞になっている。
 

参照
GKZ植物事典より
草丈:34m程度 節がある 花径は20-30cm

 
 調べて行くと、メキシコ原産で、背丈が5mにもなるという。このような豪華さからコウテイ(皇帝)という名前が付けられたという説が多い。
草本だが、茎が木質化したものとして、フヨウを見たことがあるが、「その時もこんなに大きくなるのか・・・」と呆気にとられた。今見ているコウテイダリアは2mちょっとだが、これがこの倍以上の背丈になると想像すると、呆気にとられるどころではない。その時が見たいものだ。
 
  記  平成261220日(土)