公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

冬芽(カリン、モクレンなど)

1218日(木)
 
 ハナモモの冬芽を見ると、頂点の冬芽が一際大きくなっている。何か意味があるのだろうか。ハナモモの冬芽は毛深いという印象が強い。毛深いということは、それだけ中のものを大切に守るということになる。ハナモモはサクラに先駆けて咲く。寒いうちに咲かせるためには速く蕾を完成させなければならない。その影響なのかとも思われる。
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ハナモモの冬芽
 
 公園に小さな花をつけるサクラが1本ある。一応マメザクラと考えている。最初にこのサクラを見たとき、形はソメイヨシノに似ているが、花の大きさが全然違うので、何と云う名前なのか分からなかった。冬芽はヤエザクラの形に近いが、大きさはずっと小さい。
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マメザクラの冬芽
 
 苗木のケヤキが知らないうちに大きくなって来た。いつも見るケヤキは大きく、冬芽を見ようと思ってもなかなか難しい。この小さなケヤキなら冬芽が見えそうだ。小さいことは分かっているのが、探した。すると、いくつも見つかった。丸くなった粒状のものが互生している。
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ケヤキの冬芽
 
 大きな果実をつけるカリンの冬芽を見た。最初のうち冬芽はどこにあるのか分かり難かった。葉痕の近くに出来るのでそこを探した。丸くなったものがあった。写真を撮り確認すると、これが冬芽であることが分かった。。
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カリンの冬芽
 
 公民館の脇にモクレンがある。まだ背丈が高くないので、冬芽などをよく見ることができる。見ると、冬芽がたくさんできている。年々数が増えているようだ。大きくなっていることを考えればごく普通のことかもしれない。よく見ると。大きな冬芽の下に舌状の小さなものがついている。これはどう見ても冬芽ではない。調べると葉になっていく葉芽であるという。しかし、花が咲いているときには、ここに葉がない。この葉芽はどうなったのだろうか。調べると、花に遅れて葉が出てくるという。春この辺を調べてみたいと思っている。
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モクレンの冬芽
 
撮影:1215
 
 
  記  平成261218日(木)