三ッ池公園の紅葉 5
12月11日(木)
対岸の紅葉を見ながら進むと里の広場へ来た。前に赤褐色になったコナラが見える。コナラの葉を1枚1枚見ると、けしてきれいには見えない。しかし、遠くからこうしてみると、また別の美しさが生まれてくる。公園内では、コナラをたくさん見ることが出来る。先ほども花の広場で、コナラの紅葉を見てきたばかりである。
コナラ
奥にイチョウが真黄色に染まっていた。日光に照らされ、黄色と云うよりも金色に輝いて見える。いまが黄葉の美しい最盛期のようだ。近くにあるエンジュやサクラはすべての葉を落としている。それだけにこのイチョウが目に強く映る。
左方向に回りながら紅葉を見つめた。前方に赤く綺麗に染まった紅葉が見える。カエデであることは間違いない。その右に枝を広げ黄褐色の葉を付けた樹がある。こちらはミズキと思える。枯れてくると、葉の縁や葉脈がはっきりしなくなる。幹を見、葉を注意してみるとミズキのイメージが出てくる。
左:カエデ 右:ミズキ
里の広場から見る対岸の紅葉が美しい。高く、黄色く燃えているのはイチョウ、赤く映えているのがカエデ、緑、赤、黄色が美しい。水面がまた一段と紅葉、黄葉を引き立たせている。
水と紅葉の景色
茶店を通りすぎたところに1本のハゼノキがある。先ほど見たハゼノキは葉が真っ赤に染まっていた。ここの葉は紅葉の進みが速かったので、「恐らく葉はつけていないのでは・・・」と思っていた通り、1枚の葉もつていなかった。
ハゼノキ
撮影:12月5日
記 平成26年12月11日(木)