公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園の紅葉 4

1210日(水)
 
 花の広場の丘へ出た。この広場にはリョウブの樹が集中している。多くは葉が落ちてしまっているが、葉が残っているのが1本あった。背丈は高くないが紅葉をしている。枝から吊り下がった果実も残っているようだ。葉がすっかり落ちてしまうと、この樹の幹はナツツバキやヒメシャラなどに似ているので、区別が難しくなる。
イメージ 1イメージ 2
リョウブ
 
  坂を下り花の広場に出た。ナツツバキが並んでいるのを見て、奥へ入って行った。先ほど見たハゼノキの近くに来ると、そこに大きなコナラの樹が2本あった。やはり葉が小さくなっている。緑色をしていた時の葉を覚えているので、コナラには間違いない。念のため落ち葉を見た。やはり記憶通りである。
イメージ 3
コナラ 
 
 今来た広場を振り返ると大きなメタセコイアが赤褐色になって聳えている。メタセコイアは成長が速いというが、公園内にあるものはどれも高く聳えている。大木だけに紅葉の姿も見応えがある。
イメージ 4
 
 花の広場で一番きれいな紅葉の景色に出会った。花の広場と云わず、三ッ池公園内で一番きれいな紅葉かもしれない。赤、オレンジ、黄、緑・・・と綺麗に配色されている。自然の織りなす美しさそのものである。
イメージ 5
きれいな紅葉
 
 池の縁にあるヤナギを撮影してみた。水との調和がよく合っている。ヤナギと水は季節を問わず、いつ見ても綺麗だ。
イメージ 6
ヤナギ 
 
 水面とモミジ、実にきれいだ。山の中のカエデも見応えがあるが、ここのカエデも見応えがある。こういう景色を見ていると、気持ちが洗練される。隔世の世界へ来たような気持になる。
イメージ 7
水面とモミジ
 
撮影:125
 
  記  平成261210日(水)