公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三ッ池公園の紅葉 1

127日(日)
 
 今年は三ッ池公園の紅葉をまだ見ていない。紅葉に少し遅くなったようだが、機会が出来たので出かけた。太陽が出て暖かく、昨日の天気がうそのようだ。
  公園につき入口の10月ザクラを見ると、まだ花はたくさん咲いている。葉があるだろうかと見たが、ほとんどついていなかった。
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10月ザクラ
 
 道からちょっと奥まったところのナツツバキの葉が赤くなっている。日陰だが赤くなっているのがよく分かる。写真に撮ると、やや暗くなり、実物とは少し違っている。
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ナツツバキ
 
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ナツツバキの葉
 
 広場を見渡した時、トイレの前に赤く染まった樹が目に入ってきた。「サクラかなぁ」サクラにしては葉が小さい。「ケヤキかなぁ」近くのケヤキは葉がほとんど落ちているで、葉がたくさんついているのが気になる。念のために幹を見た。樹皮が剥げている跡がある。やはりケヤキに間違いがない。それにしてもずいぶん葉が残っている。
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 池の方向を見ると、池を中心に紅葉が左右に広がっている。実に綺麗な景色になっている。天気がいいせいか、紅葉の景色が水面に映っている。遠くにイチョウの紅葉、右にコナラの黄葉が見える。前方左で高く聳えているのがメタセコイアの黄葉、その下がカエデの紅葉と続いている。これから見る紅葉が遠方から望めている。左側の赤く染まっている辺りには階段があり、その両側をイタヤカエデが埋めている。いまそのイタヤカエデを望んでいることになる。
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池を中心に広がる紅葉
 
 イタヤカエデを望む階段の下へ来ると、そこはモミジのトンネルになっている。いま日陰になっているが、綺麗に配色された景色となっている。トンネルをくぐり進んでいく。
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モミジのトンネル
 
 大砂場の周りにはサクラが何本もあるが、ほとんどが葉を落とし、紅葉は見られない。右の土手を見ると、幹に割れ模様が入った樹があった。ウメか何かだろうか・・・と見ていると、ピンクの果実が見える。「これはマユミだ」そう思い、近くへ寄り確認した。ピンクの果実が四っに割れている。間違いない。
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マユミ 
 
 池沿いに進み、もう一カ所のカエデの見どころへ来た。展望広場から少し降りたところである。ここにもイタヤカエデが集中している。見ると、丘の上の方は黄色くなっているが、下の方はまだ緑である。紅葉の進みに違いが見られる。
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紅葉の進みに違い
 
 中の池よりにイチョウの樹がある。きれいに黄葉している。その隣のカツラは既にすべての葉を落とし、黄葉の姿はない。イチョウの黄葉を見るために丘へ上った。ここからは先ほどのイチョウの樹がよく見える。
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イチョウの黄葉 
撮影:125
 
  記  平成26127日