浦島丘の紅葉・黄葉
12月5日(金)
如何にも雨が降りそうな気配がしてきた。風はないが空気は冷たい。午後を待って浦島丘の方へ出かけた。歩いて行く範囲で、紅葉が見えるのはこの辺だけである。昨日は皇居の方で紅葉の美しさを伝えていたが・・・。
何時も行く藪を見ると、ミズキの上の方が黄色くなっている。「ここのミズキも黄葉を始めたか・・」と感じた。強く剪定されたケヤキの樹形は痛々しいが、紅葉を終わり、散りはじめている。直ぐ隣のクヌギは赤褐色に色づいている。町の中の紅葉は狭い狭いものだが、それなりに見る価値はある。
ミズキ
赤く染まった葉が見えた。たった1本の樹だが赤い葉をつけた光景に目が引き寄せられる。ハゼノキと思われる。ハゼノキに似ているものにヤマハゼがあるが、違いは葉柄や枝にある毛の様子であるというが、高い所の葉は詳細を知ることが難しい。
ハゼノキ
ハゼノキ
藪の下へ行ってみた。黄色く染まった葉に目が止まった。実にきれいである。オニグルミの樹だと思う。以前から見ているが、まだ太く大きくなっていないので、花や果実は付けたことがない。
オニグルミ
小学校の崖にあるエノキを見た。「何で、この崖にあるの・・・」と思うくらい不思議さを感じる。樹齢はけっこうになると思える。葉はまだ黄緑色で、それほど黄葉が進んでいないようだ。そのうち黄色くなるころ来てみたいものと思っている。
エノキ
直ぐ近くにまた太い樹がある。このオニグルミも黄葉を始めている。この辺ではサクラは紅葉を、イチョウは黄葉を終え、それぞれ散りはじめたが、エノキやオニグルミは黄葉の進みが遅いようだ。
オニグルミ
撮影:12月4日
記 平成26年12月5日(金)