西明寺(滋賀県)のキンギョツバキ
12月4日(木)
西明寺の境内に風変わりなツバキと思える樹が1株あった。葉の艶、今蕾を持っていることからツバキと思える。ところが見ると葉の先が少し変わっている。2-3つに割れている。「変だ、これツバキかなぁ・・・」と疑問は残った。
これツバキかなぁ?
後日調べてみると、キンギョツバキで、別名万葉椿ともいうらしい。キンギョツバキの名前は葉の先の割れ具合からキンギョの尾を連想させるので、その名前の由来が分かる。しかし、万葉椿は全く見当がつかない。
葉の先が2-3に割れている
蕾
ツバキにいろいろな種類があるとことは知っていたが、それらは花か場所から連想されるもので、まさかこのような葉の形の違いで名前がつけられているとは思いもつかなかった。
調べた資料の中には「最近話題になる放射線の影響で奇形が生じたのでは・・・」と云うのもあったが、昔園芸品種としてつくりだされたものらしい説もあった。万葉椿名を考えると、後の説になりそうだ。
過去の資料(葉の形は、いずれも正常である)
ヤブツバキ:2014・1/31撮影
シロヤブツバキ:2014・1/31撮影
オトメツバ:キ2014・1/31撮影
参照
記 平成26年12月4日(木)