アメリカセンダングサ
10月27日(月)
シロノセンダグサ
アメリカセンダングサと思っていたものがシロノセンダグサになってからこの種の花を見ると、迷いが多くなってきた。センダングサ属について調べると、アメリカセンダングサやシロノセンダグサはセンダングサ属に属する。タウコギ、アメリカセンダングサ、シロノセンダングサ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ・・・などがあるという。しかし、この中で頭に入れているのはアメリカセンダングサ、シロノセンダングサの2つである。まず、この2つをしっかり確認しようと思っている。
最初この仲間の花を見たら、いずれもアメリカセンダングサにしていた。ところが、よく調べて行くと、白色の舌状花が存在するかどうかで、2つに分かれることを知った。白色の舌状花があれば、シロノセンダングサになる。そこで、アメリカセンダングサと見なしていたものを見直すと、ほとんどが白色の舌状花が存在していた。
シロノセンダングサ:白色の舌状花が存在
それからは、舌状花を注意して見るようになった。見ていると、わずかに見えるもの、はっきり見えるものと色々あり、迷いが深まってしまった。「舌状花は最初からあるのか、そのうち出てくるものか」さえ分からなくなってしまった。何時の花を見て、判断するのだろうか。
先日、これはアメリカセンダングサかもしれないものを見つけた。花を見ると舌状花がない。舌状花が出てくるものかと思って、期間を置いてみたが、やはり出てこない。「変だなぁ」と思い、見て行くと、果実が出来ていた。「このまま舌状花は出てこないのでは」と思い果実を開いてみると、今まで見てきた果実とは違い、幅が広く短い果実が現れてきた。この形を見て、「アメリカセンダングサ」に近いと思えた。「本当だろうか・・・」今まで長いこと探しも求めていたものである可能性が高くなった。
アメリカセンダングサ シロノセンダングサ
アメリカセンダングサには舌状花はないものとばかり思っていたが、調べるとあるらしい。「短くて、黄色い色をしている」ということなので、探さなければと思った。また、「アメリカセンダングサは水気のあるところにある」ことも分かってきた。そこでアメリカセンダングのありそうなところへ出かけ、見つけた花の舌状花を探した。しかし見つからない。最初は小花についている薄い鱗片が舌状花と思ったが、どの小花にもついているので、違うことが分かった。いくつか見ていると、「これがそうかもしれない」というものが出てきた。黄色く、花弁のようになっている。
アメリカセンダングサの舌状花
考察
タウコギは水田などの水気の多い所にあるので、今まで見てきたものはアメリカセンダングサかシロノセンダングサになると思う。ただ、コセンダングサ、コシロノセンダングサについては全く検討していない。これを調べると、今までのことが、違ってくるかもあるかもしれない。
記 平成26年10月27日(月)