公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アカシデの確認

1021日(火)
 
 暗い林道を下ってくると前方に視野が開かれてくる。草原があり、池がある。草原を見ると、先日はカゼクサが主体となった群落をつくっていたが、カゼクサの勢いが衰え、いまはチカラシバが主体となっている。小さな池だが、大きなコイが泳いでいる。外人の親子がやってきた。小さな子ははしゃぎまわっている。お父さんの差し出したパンをコイに上げようと、一生懸命投げている。しかし遠くまで届かない。代わってお父さんも投げている。和やかな親子の風景である。池の向こう側をみると、樹が池面へ向けて垂れている。何の樹か見ると、ミズキである。花が咲くころは、草原と池それにミズキの白色の花…ときれいな風景になることだろう。手前にはコナラの小さな葉が見える。葉が小さいので、最初はアラカシかと思えた。しかし幹をみると、割れ目がはいっている。どう見てもコナラに見える。もう一度葉を見直してみると、やはりコナラでよかった。
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草原:チカラシバが主体になっている
 
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チカラシバ                       カゼクサ
 
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ミズキと池
 
 池を離れようとすると、樹に「アカシデ」の標識があった。先日このコースを歩いていたとき、別のところでアカシデを見たことを思い出した。「ここにもあったのかぁ」という思いがした。当日は全く気がつかず、通りすぎてしまっていた。
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アカシデ
 
 葉を見ると楕円形で、細かい鋸歯がある。触ると堅そうな感じがした。ケヤキの葉を膨らませたような感じで、似ているところがある。
 
撮影:1018
 
 
  記  平成261021日(火)