公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナタデを見る

1020日(月)
 
 篠原園には池があり、色々な植物が見られるということを耳にした。まだ1度も行ってないのでどんなところか、試しに出かけることにした。
 午後2時すぎ家を出て、白幡自然の森を経由して池を目指した。池の場所は分かっていたので、検討をつけて足を進めた。
 池は直ぐ見つかった。商店街を抜け、閑静な住宅地の一角にあった。まず目に入ったのは、釣りをしている人の姿だった。34人が楽しそうに釣りを楽しんでいた。池の周りにはベンチが整えられていて、近くの人と思われる人が出ていた。
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白幡池
 
 篠原園にはシロヨメナがあるときいている。「池の近くにあるのだろうか」と注意してみたが、多くが刈られていて、何処にもある気配が感じられなかった。ここにはないだろうと諦めた。そのとき、アメリカセンダングサのことが頭に浮かんだ。アメリカセンダングサは水気のあるところにある。探すと。直ぐに見つかった。花の時期が終わろうとしているのか、ここのものも花がよく開いていない。
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 「篠原園はどこだろうか」と池伝いに奥へ進んだ。左の方に山へ向かう道があるようだ。池から少しのぼってみると、そこに野原園を示す石碑が置かれていた。「ここから始まるのか」と思い進んだ。時間も遅くなり、おかげに日陰になっている。うす暗い道を進むと、左手に白っぽいタデが見つかった。タデをみると、みんなイヌタデに見えてしまう。しかし、このタデは今までのとは様子が違っている。花は疎らについている。色もうっすらとしたピンク色である。ハナタデで調べると、「ハナタデの葉にも黒斑があるものが多い」という。このタデの葉にも黒斑が見られる。恐らくハナタデになると考えられる。
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ハナタデ
 
 遅くなったが、シロヨメナを探した。しかし、下草が刈られていた。この分では見られないだろうと思った。進むと、シロヨメナの名前を書いた標識があったが、花は刈られてなかった。今日は諦めて帰ることにした。
 
 
撮影:1018
 
 
  平成261020日(月)