公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サザンカが咲く

1019日(土)
 
  雨が明け大変いい天気になった。三ッ池公園へ向かうと、雨のあとで、空気も澄んでおり、気持ちがよかった。
 毎回注意してみているつもりだが、見過ごしているものがある。パークセンターから藪への入り口にクサギ3本ぐらいある。今までこの存在に気がつかなかった。赤いがくの中に濃紺の果実がついている。先日直ぐ近くにゴンズイを見た。これとよく似ているので、しばらく混乱した。しかし、ゴンズイの果実は黒色に近く、複数ついている。何度見ても紛らわしいものは戸惑ってしまう。確かにクサギと確認した。
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見過ごしていたクサギ
 
 下の池と中の池の間の堤にハギの樹がある。ハギには色々な種類がある。まだ詳しく調べていないので、ここのハギの名前が何であるかよく分からない。調べてみると、ハギにはヌスビトハギ、アレチヌスビトハギ、ヤブハギ、ヤハズソウなどがあることが分かってきた。ヌスビトハギはよく聞く名前である。「ヌスビトハギは3葉のうち頂点の葉が大きく、残りの2つの葉は中央より下の方が広い」という。このハギは該当しそうに見える。確かとは言えないが、ヌスビトハギらしいようだ。
 (訂正27.7.20ヤブハギになるようだ)
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ヌスビトハギ(訂正:ヤブハギ)
 
 花の広場の片隅に白色の花が咲いていた。先日来た時はこの花の存在に気がつかなかった。今頃咲くのはサザンカと思い近づいた。花の中の雄しべの塊を見ると、ツバキとの違いが分かる。覗いてみると、根元から開いている。確かにサザンカであった。池沿いに進むと、ここにもサザンカを見つけた。「いよいよサザンカの季節かなぁ」と言う気がしてきた。
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 先日、アレチヌスビトハギの種子がズボンにこびりつき困った。そのときは、ワレモコウの写真を撮るのに夢中になっていて、アレチヌスビトハギのことは眼中になかった。従って、種子の名前も後で調べて分かったものであった。この種子が確かにアレチヌスビトハギであるか、葉を確認しに花の広場へ入った。葉だけは覚えておきたいと写真を撮った。葉は他のハギの葉と比べると、細長く見える。これが特徴になるのだろうか。
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アレチヌスビトハギ
 
撮影:1016日(木)
 
 
  記  平成261019日(土)