公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

センニンソウの果実

1018日(土)
 
  天気が良く暖かい。午後久しぶりに浦島丘へ出かけた。何時も見る小学校のそばの崖を見ると、白色のものが見えた。面白そうな形をしている。ここにはつい先日までセンニンソウが咲いていた。もしかしたらセンニンソウの果実かもしれないと思った。
イメージ 1
崖に見えた白色のもの
 
 卵型をした扁平のものが放射状に出ており、その先に毛に覆われた紐状のものが伸びている。これは、花のあとに伸びた花柱だという。随分変わったものだと思った。
イメージ 2
花後の花柱
 
 学校の横を通りいつもの藪へ近づくと、草刈り機の音が鳴り響いていた。「藪の下草が刈られたか」と思ったが、近付くと小学校の崖だった。一先ず安心した。タブノキの冬芽を見ると、11枚のりん片が見事に幾何学模様を描いている。自然がつくる神秘さが感じられる。
イメージ 3
タブノキの冬芽
 
 ここの藪もフェンスが整備され始め、自然から遠ざかろうとしている。車を避け、藪へ近づくと、シロダモのの果実が見えた。赤く色づいている。
イメージ 4
シロダモのの果実
 
 赤い果実を見ていると、冬芽と新芽が見える。3つが1度に見えるとは珍しいと思った。また別の枝を見ると、そこには3つぐらいずつ新芽がついている。シロダモは雄株と雌株が異なるというが。この新芽は雌花になるようだ。
イメージ 5
イメージ 6冬芽と果実                雌花の新芽
 
撮影:10月17日
 
 
  記 平成261018日(土)