シラヤマギク
10月6日(月)
野山を歩くとノギクが目に付くようになった。ノギクを調べてみると、ヨメナ、ノコンギク、シラヤマギク・・・等いろいろある。何とか区別できないものかと前から挑戦しているが、難問である。その中で分かってきたのはシラヤマギクである。そこで、シラヤマギクについて纏めておくことにした。
花弁を見ると、全部がそろっていなくて、中途半端に見える。色は白色。茎の根元をたどっていくと、大きな葉が現れてくる。花をつけていないときは「こんな大きな葉をしているのは何なのか・・・」と思うくらい吃驚する葉をつけている。
シラヤマギク
・背丈は高く、重さで倒れそうになっているものも見かける。
・葉 下の方へ行くと大きくなり、三角形に近くなる。先は次第に細まっていく。葉柄には 翼がある。表面は濃い緑色、裏面は緑色で、どちらにも毛があり、ざらつく。縁にある鋸 歯は8つぐらいで、先が尖っている。
・舌状花 4-5枚、長さ8mm、冠毛4mm、子房2mm。
・管状花 先は5つの割れているようだ、冠毛4mm、子房2mm。
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下へ行くほど葉は大きくなり柄には翼が目立つようになる
葉の表裏の両面に毛があり、縁の鋸歯の先はとがっている
舌状花と管状花がある
舌状花 長い冠毛がある
管状花 長い冠毛があり、先が5つに割れている
考察
葉の形、花弁のつき方を見ると、ノギクの仲間で、これだけは区別がついた。後のものの区別が難題である。冠毛の長さなどを見ているが、肉眼では分かりにくい。「詳細な接写写真が撮れたらなあと」思っている。
記 平成26年10月6日(月)