公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

キツネノマゴを見る

919日(金)
 
  蚊と戦い何とかアキメヒシバを見つけることが出来た。スダジイの樹の下に入り、ここは蚊がいないわけではないが、ようやくひと安心した。
 ふっと足元を見ると、薄い赤紫色の小さな花が目に入った。「キツネノマゴ」の名前が浮かんだ。この花を見るたび奇妙な名前だと思っている。花の名の由来として、「花の姿、花のあとの姿が狐の尾に似ている」との説明が多いが、明確な由来の説明は見つからない。
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キツネノマゴ
 
 キツネノマゴと同じ薄い赤紫色をしたやや大きめの花があった。背丈が高くないので、何だろうかと近づいてみた。花を見たときは、まだハギとは分からなかったが、葉を確認すると、ハギであることが分かった。一旦分かると、確かにマメ科に特徴な形をしていることが思い出されてきた。
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ハギ
 
 蚊に追われながら退散していくと、ひょろっと伸びたものが目に入った。タデではない。ヒメジョオンでもない。頂点に花がありそうなので、覗いてみると、タカサブロウであることが分かった。今頃咲きだすことも頭に浮かんだ。
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タカサブロウ
 
  草むらから出たところに、コムラサキの果実がきれいに色づいていた。「ムラサキ」という言葉がぴったりする。今年はムラサキシキブコムラサキの違いを知るために、ここのコムラサキを随分参考にさせてもらった。
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撮影:917
 
  記  平成26919日(金)