公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サザンカの植え込に入る雑草

916日(火)
 
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 サザンカの植え込み
 
 サザンカの植え込みに草原が広がっている。ちょっと覗いてみると、意外と単純な構成になっている。圧倒的に多いのはメヒシバである。メヒシバにも穂の長いものと短いものがある。同じ種類のものか、異種類のものか、いま調べている。次に多いのは、シマスズメノヒエである。メヒシバの上へ伸びており、やや太い数本の穂をだしている。自宅近くの公園には、タチスズメノヒエが大きな勢力を振っているが、この草原の中には1本も見つからない。エノコログサも見つからないが、キンエノコロはポツリポツリと点在している。やはり生活する環境が微妙に違っているようだ。道路端近くにはコマツヨイグサも見ることが出来る。道路との縁石の内側にはカヤツリグサと思われるものが帯状に埋めている。
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     縁石の周りを埋めるカヤツリグサ            コマツヨイグサ
 
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       キンエノコロ               シマスズメノヒエ    
 
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圧倒的な勢力のメヒシバ
 
 道路側から入っていくと
 カヤツリグサ→コマツヨイグサ→キンエノコロ・メヒシバ→メヒシバ・シマスズメノヒエ
のような順序が見えてくる。
 極大雑把な観察だが、それぞれの雑草が限られた環境を上手く住み分けている姿を見ることが出来る。
撮影:911
 
  記  平成26916日(火)