残っていたネムノキの花
9月13日(土)
カツラの樹を見ると、新芽が出ている。これが冬芽になり、来春の花や葉となって出てくのだろうか。時間をかけ緻密に将来の設計をしているところなどは学ぶところがある。自然の理に逆らわず、順応していくことの大切さを示しているようだ。
カツラの新芽
いつも賑わう広場にネムノキがある。見るとわずかだが花が残っている。扇子のように開いたピンクの花は、やはりどことなく変った趣を感じさせる。「果実は?」と思って見たが、どこにも見えない。落ちてもいない。いつもなら花の名残を感じさせるのだが、それがない。手入れが行き届いていろところをみると、片づけられたのであろう。
残っていたネムノキの花
丘の上にナンキンハゼがある。この小花を何時か見たいと思っているのだが、中々いいチャンスがない。小さな花が総状花序になっているところは見ているが、その小さな花を見たいと思っている。今まで接写写真を撮り拡大してみているが、ナンキンハゼの小花の写真はよく撮れていない。果実はあるだろうと見ると、意外とない。以前は簡単に見つかったような記憶があるかが、見つからない。高い所にあるので、手でかき分けてみることが出来ない。おまけに今日はうす暗いときている。でも葉の陰にいくつか見つけることが出来た。
ナンキンハゼの果実
ヤマボウシの脇に青紫色がかったムクゲの樹がある。ムクゲの花は暑い夏によく咲いている。ここのムクゲは少し涼しくなってからも咲き続ける。坂を上りきって、この青紫色の花を見ると、その清楚さに目が引き寄せられ、気持ちが落ち着く。
青紫色がかったムクゲ
撮影:9月12日
記 平成26年9月13日(土)