公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

エゴノキ・コナラの果実

912日(金)
 
 晴れ間が出てきたので、横浜から地下鉄に乗り岸根公園へ向かった。駅名を見ていると、如何か片倉町駅の名前が印象に残り、そこで降りてしまった。地上へ出ると、バス停の広場になっており景色が違う。「ああ、岸根公園駅で降りるはずだった」ことに気がつき、再び地下鉄に乗り直し、岸根公園へ向かった。地上へ出ると、天気は一変していた。どんより曇り、今でも雨が降りそうになっていた。坂を上っていくと案の定、小雨がパラついてきた。
  池のほとりの草むらを見た。秋の草むらになっている。多くはメヒシバである。一際背丈の高いのとそうでないものが2種類あるように見えてならない。今頃は、アキメヒシバが見えても不思議でないが、2つの区別が難しい。小花を見ると同じようだ。メヒシバの中にシマスズメノヒエが混ざっている。タチスズメノヒエはないものかと探したが、ここにはまだ進出してきていないようだ。
イメージ 1イメージ 2メヒシバ                  シマスズメノヒエ
 
 斜面の左側に1本のエゴノキがある。花の時期には、下向きにたくさんの花をつけていた。今はその花が果実に代わっている。2個対になっているもの単独のものといろいろある。ぎっしりとあった花の姿から思うと、既に落下したもの、食べられたものがたくさんあるように思える。
イメージ 3
 
 コナラにもたくさんの果実がついている。緑色の頭に茶褐色の帽子をかぶったように愛らしく見える。横を向いたもの、上を向いたものといろいろある。何かたくさんの果実が楽しそうに会話しているような風景を連想する。
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コナラ 
 
 坂を上りきったところにはカツラの樹が何本かある。いつもならここは家族出で賑わっているのだが、こんな天気なので、訪れている人は一人もいない。子供たちが走り回る姿がないのはさびしい光景である。しかし、いつも人が入ってしまう写真に、今日は人が入らない。おかげでいい風景写真が撮れる。
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カツラ
 
撮影:9月11日 
 
 
  記  平成26912日(金)