カヤツリグサの再考
9月8日(月)
先日カヤツリグサについて調べたときはまだ穂が出たばかりだったが、最近は穂も長く伸び、いろいろなところで目立つようになってきた。そこで再度追及してみることにした。
試料 カヤツリグサ
観察メモ
背丈:40cm
主軸を中心にして周りに4本の枝がある。
葉:2-3枚が互生する。一番下の葉は根元からでている。いずれの葉も茎を抱いている。
一番長い葉は30cm、幅は5mm。綺麗な緑色をしている。
茎につく基部はV字形をしており、裏面には折り目が伸びている。
枝先に4枚の苞葉があり、うち2枚は長い。(31,36,23,13cm)
花序:中心に1本その周りに6本の穂がある。中心の穂は短く3cm、周りのものはいずれも長い。最も長いものは9cmある。
下の穂は、さらに枝分かれしている。
茎:三角形
小穂:互生し、長さは7mm。小花は10個ぐらい。
小花:1mm
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・根元から主軸の周りに
4本の枝が出ている
・2-3枚が互生する
・茎を抱いている
・基部はV字形
・裏面には折り目が伸びている
・中心に1本その周りに6本の穂がある
・下のものは、さらに枝分かれしている
茎の断面:三角形
・小穂:互生し、長さは7mm。小花は10個ぐらい。
小花:1mm
考察
やはりこの時期に観察する方が適していた。花序の枝(花穂)が枝分かれしているところ
などから試料はカヤツリグサといえる。まだ、似ているののがあるので、さらに調べる必要がある。
記 平成26年9月8日(月)