公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

メヒシバの花を見る

91日(月)
 
  今、盛んにメヒシバが繁茂している。その中にアキメヒシバが出てきているのではないかと見ているが、いまだに見つかっていない。
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いつも見るメヒシバ
 
 今日見ていると、綺麗に花が咲いているメヒシバに出会った。数本の穂がまだ開かずまとまっている状態だった。花を見るには「このときの状態を見ればいいのか」と気がついた。穂が開いたときは、「花は全開になり、進んだものは果実になる」と思えた。花を見る時期があるということを知らされた。花を見ると、おしべもめしべも見ることができる。
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花が見れるメヒシバ
 
 メヒシバを見たときは、これはメヒシバ、コメヒシバ、アキメヒシバの違いぐらいしか見ていなかった。それでもこの3つを区別することは難しかった。穂を見ると、大抵は花の面影があるか、果実になっていた。花がよく咲いている場面には出会う機会はなかなかなかった。いや、よく見ていなかったのかもしれない。
 
 小花は楕円形をしており、先が尖っている。小花の基にはたくさんの毛があるようだ。小花の先から濃い紫色をした枯れ枝のようなものが出ている。これがめしべになるという。一方、黄色い葯と思われるもの、葯がこぼれたのか白色に見えるものなどを見ることができる。こちらは明らかにおしべである。
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小花を見ることができる
 
考察
花の開花時を見るのには適切な時期、時間があることは承知しているが、いつも、いつも見ているわけではないので、偶然が伴う。今回その偶然に出会うことが出来た。後日、1つの小花について詳細を調べたいと思っている。
 
 
撮影:8月30日 
 
 
  記  平成2691日(月)