コメヒシバ
8月29日(金)
庭先にコメヒシバと思えるが、穂の長いものが見つかった。穂だけをみると、メヒシバに見えるが、どちらなのか。確認することにした。
試料
特徴をメモした。
地下茎が伸びていて、各節から新しい個体が出ているのが分かる。これはメヒシバの仲間の特徴になっている。
観察メモ
茎
背丈約25cm、節の数は少なく、第1節から斜上している
丸く、なめらか
葉
長さ8cm、幅1cm
楕円形、先は次第に細くなる。基は丸くなり、茎につく
葉鞘近くに毛がある
葉舌うすい膜状、先端は平ら
穂
3本、長さ12cm、ざらつかない
小穂は小花が2個対になっている
小花
長さ2mm
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葉
葉の縁の波と葉舌
めしべか?
小花が2個対になっている
小花
考察
穂の長いのに惑わされたが、全体の毛が少ないこと、小柄なこと、葉の形、大きさなどから試料はコメヒシバと考えられる。
おしべか、めしべが出ているようだったので、調べてみたが、よく分からなかった。紫色をしているものは他のイネ科の特徴から考えると、めしべであると考えられる。
記 平成26年8月29日(金)