公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

クワクサ

828日(木)
 
  あいにく今日も朝方から小雨が降りつづいている。遠くへ出かけることができないので、プランターの中に大きく成長してきたクワクサについて調べることにした。この雑草はかなり前から出てきている。出てきては抜かれる気の毒な運命にあるといえる。
イメージ 1
クワクサ
 
観察メモ
・全長約65cm
・主軸に根元近くから枝が互生する。
・枝の上の方には葉があり、葉腋からさらに枝が出ている。
・主軸、分枝した枝には葉が互生し、葉腋から花茎が出る。花茎は複数のときもある。
 
・縦方向に筋が見られ、やや角ばっているように見える。全面に短い毛がある。
二等辺三角形に近いハート形、先端は次第に細くなる。基はややくぼむ。
・長さ約10.5cm、約幅7cm。
・縁には丸みを帯びた鋸歯がある。
・長い柄があり、長いものは約8cm。
・葉柄、葉の表裏に短い毛がある。
・葉腋から出た花茎の先に頭状に多数の小花がつく。
 
 
イメージ 2
上の方には葉があり、葉腋からさらに枝が出ている。
 
イメージ 3イメージ 4
 縦方向に筋が見られ、やや角ばっている        全面に短い毛がある
 
イメージ 5
葉腋から花茎が出る。花茎は複数のときもある
 
 
イメージ 6 
                        縁には丸みを帯びた鋸歯がある
  長い柄があり、長いものは約8cm
 イメージ 8
イメージ 7
葉柄、葉の表裏に短い毛がある
 
イメージ 9
葉腋から出た花茎の先に頭状に多数の小花がつく
 
イメージ 10
雄花、紫の糸のようなものはめしべであるというが、詳細は分からない。
 
 
考察
 クワクサの花には雄花、雌花があり、それが混在しているという。白色に見えるのは雄花のおしべで、紫色をした糸のようなものがめしべだという。雄花の花弁の4裂、おしべ4個は確認できるが、雌花の花の方は分かりにくい。
 
記  平成26828日(木)