コスズメガヤ
8月26日(月)
公園や道端にスズメノカタビラに似たものが目に付く。スズメノカタビラは一時の盛りを過ぎ、数は少なくなっていると思い、よく見ると、やはりスズメノカタビラではなかった。この時期のことで考えれば、コスズメガヤであると考えられる。以前コスズメガヤについては調べてみたことがあるが、再度調べてみた。
背丈 約25cm
1段目、2段目の節で曲がり、斜め上へ伸びている。
中軸から小枝が互生に分枝している。約15本ある。さらに分小枝に5-7個の小穂が互生している。
小穂は、長さ約3mm 幅約1.5mm以下で、その中に5-7個の小花が互生している。
「小穂の枝には腺点がある」というので、見ると、白色になっているのが確認できる。
葉の長さは約10cm、幅約5mm。次第に細くなっている。葉の付け根には毛がある。よく見ると、葉の表面にも毛がある。
考察
コスズメガヤというので、スズメガヤがあるのではないかと調べると、こちらは山地の方にあり、やや大柄であることが分かった。また、「このコスズメガヤとニワホコリはどこが違うのだろうか」という疑問がある。葉の付け根の毛の有無、腺点の有無がポイントになるようだ。
記 平成26年8月26日(月)