公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ガガイモの花を見る

823日(土)
 
 フェンスにつる性の植物がからみついている。大きな葉をつけたものはクズ、もう1つはコヒルガオ、これは前から分かっていたが、もウ1つが何なのか分からなかった。葉は対生になっているので、最初はヘクソカズラと思ったが、どう見ても葉が大きく違うとは思っていた。
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 今見ると花が咲いている。珍しい花である。葉腋から出た花茎の先に小花が固まり状についている。小花を見ると毛が多いのが目立つ。小花の先は5枚に分れている。11枚が毛で出来ているように見える。中央に丸くあるのが、雌しべだろうか。また、花弁の中に3つほど細長いものが見える。葯のような気がする。専門書に当たって確認しないと何とも言えない。
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花:毛がたくさんある
 
 葉の表裏には毛がないように見受けられる。もとは凹み細長いハート形をしている。つるや花茎には少し毛があるようだ。
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            葉:表                            葉:裏
 
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つると花茎
 
 この葉に似たものを以前近くの公園で見た。このとき名前を調べると、「ガガイモ」の名前が出てきた。しかし、その時は地面を這っていて、花も咲いていなかった。
 葉の印象を見ると、「ガガイモ」ではと思ったが、判定が出来ず、花が咲くのを待っていた。今日、運よく花を見ることが出来た。ガガイモだと思うが専門書などを見ると、花は淡紫色となっている。しかし、見たところ白色である。白色の花と書いた資料は見つかっていない。この白色が、時間が経つにつれ淡紫色に変って行くのだろうか。蕾を見ても白色に見える。
撮影:8月22日
 
  記  平成26822日(金)