山車、神輿の収納
8月22日(金)
天気に恵まれ、賑やかにお祭りが終わってしばらく経つ。町内の多くの人は今年のお祭りも過去のものとなり忘れようとしている。しかし、我が町内の山車には、他町内でのお祭りが続いていた。先日、その山車も今年の最後のお祭りを終え帰って来た。
役目を終え帰って来た山車
いよいよ、山車が倉庫に入ることになる。平日なので、人出が少ない。少数の役員での作業になった。まず、倉庫の整理から始まる。詰められたものを外へ出し、空間をつくる。どれをどこへ納めるか決めて、奥から1つ1つ詰めて行く。小物を奥、端に詰め、山車を納めることになった。段差があるので、片方ずつ持ちあげなければならない。足場が狭いので、力が入りにくい。何とか収まった。
空間をつくる作業
昔の神輿 子供神輿
これで一安心だが、この後に大物を納める作業が残っている。神輿の収納である。こちらは重い。本殿から運び出すのは大変な作業になる。神社の宮司さんも手伝いに出てきてくれた。
収まった山車
本殿から出し、一息する。次は数段の階段が待っている。ここが一番危険であるので、慎重に作業をしなければならない。ゆっくり伸長に降りて行った。ここでまた一息なる。かなり重いので、一息で運んで行くのは難しい。
移動する神輿
ここから倉庫前へ運ぼうとした時、アクシデントが起こった。神輿の頂点を飾っている鳳凰が落ちてきた。これが当たったら危ういところでけがをするところだった。「なんで落ちるのか」みんな不思議に思った。見ると、何と上に乗っかっているだけだった。落ちても不思議でない。
落ちてきた鳳凰
今まで何で気がつかなかったのだろうか。もし担いでいるときだったら大変なことになっていた。「安全にくくりつけなくてはいけない」みんなそう思った。
アクシデントがあったが、その後は無事倉庫前まで運ぶことが出来た。作業はあと一息になった。ものがものだけに慎重に作業を運ばなければならない。総掛かりで神輿を大座へ乗せた。最後に棒を抜き、神輿を大座の中央に収めた。
その後、残された小物を納め、すべてのものが倉庫へ収納された。「やれやれ」と皆さんほっとした。神社さんの方から冷たいものが差し入れされ、喉を潤した。
記 平成26年8月19日(月)