公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カヤツリグサをもとめて

816日(土)
 
 カヤツリグサとばかり思っていたものが調べると、ハマスゲであった。これをきっかけにカヤツリグサについてさらに調べようとカヤツリグサを探しに出かけた。あいにく天気は悪い。途中から雨が降り出して来た。
 ハマスゲは随分前から見ていたが、探そうとするカヤツリグサは中々見つからない。「まだ早いのかぁ」と思えてきた。雨足が強くなってきたので、ゆっくりは見ることが出来ない。そのため余計に見つからない。
 滑りそうな斜面に目指すカヤツリグサがあった。よく見ると、穂が出たてで、頭が出た程度である。特徴が分かるかと思い写真だけは撮った。
イメージ 1
 
観察メモ


  イメージ 2
   ・1株から数本の花茎が立ち上がる
  ・花茎の根元は赤みを帯びている
  ・ひげ根の長さは長いもので8cm

イメージ 3
 ・花茎は三角形 、長さ21cm、幅2.5mm   

イメージ 4
 ・葉の長さ27cm 、幅5mm、花茎を抱いている

イメージ 5
・苞葉は5枚、内3枚が広く、 2枚が狭い
                                ・花軸は平たい                      

イメージ 6
   ・苞葉から5-6本の花軸が出る

イメージ 7
・小穂の長さ2cm(柄を含む) ・花軸の先に小穂が互生

 イメージ 8
  ・小花の長さ、2.5mm、幅1mm これが小穂のような気がする?


考察


 保育社図鑑の検索表では、果実から入っているので、1番が使えない

 2.小穂は伸長した軸上に互生して穂状となる  
  これには該当する。
 3.小穂の鱗片の基部は小軸沿下し、・・・小軸は翼があるように
  これは不明、よく分からない。
 4多年草で、長く葡った地下茎がある
  地下茎はない
 5.果実は鱗片とほとんど等長である。小穂は長く伸びた軸上に穂状につく・・・
  前半は不明だが、後半は該当するようだ。
 5以降は不明になる。
 
 試料はカヤツリグサであると思うが、うまく検索表を辿ることが出来ない。もう少し時期をおいてからの方が調べやすいのかもしれないようだ。
 
  記  平成26816日(土)