公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

フヨウが咲く

8月8日(金)
 
 家から一歩出ると、ムッとした熱気が漂ってくる。外に出ると、この熱気を無抵抗に我慢しなければならないと思うと、自然と足が外へ向かなくなる。何とか環境の改善しようとする知恵がないのだろうか。
 公園にサルスベリが咲いている。暑さに耐えて咲き誇る姿を見ると、逞しさを感じる。むんむんする暑い中に、1日1日花の数を増やしているように見える。この花は大きな円形の花序をつくるという。しかし、ちょっと見ただけだと、どこからどこまでが1つの花か分からない。
イメージ 1
 
 ツユクサを見つけた。もう、ずっと以前から咲いているので珍しくはないが、暑さの中に咲く姿を見ると、けっこう厳しいところでも生きる活力があると思える。しかし、青い色のツユクサは名前の通り、木陰で少し水気のある環境に咲く方が合っているように思える。
イメージ 2
 
 北の入り口に大きなフヨウの花が咲き出した。公園を管理している人の丹精が実りを迎えたといえる。大柄な花の姿は今年も公園を訪れる人を楽しませてくれる。
イメージ 3
フヨウ
 
 ハクンボクの樹を見て驚いた。あの大きな葉が葉脈だけになっている。ほとんどの葉が虫に食われている。「もうこの葉はだめだろう」と思ってしまう。涼しくなり新しい芽が出て来るだろうか心配になる。新し葉が出てこないと、来年の花が期待できない。
イメージ 4
虫に食われたハクウンボクの葉
 
 コニシキソウが目に付いてきた。対生した葉に斑点があるのが特徴だが、このコニシキソウにはその斑点がないようだ。調べると、斑点がないものもあるということだ。コニシキソウは地面を這うとばかり思っていたが、少し離れたところに立ちあがっていそうなコニシキソウが見つかった。
イメージ 5イメージ 6
地面を這うコニシキソウ          立ち上がるコニシキソウ
 
撮影:8月7日
 
 
  記  平成26年8月8日(金)