ムラサキエノコロ・キンエノコロを見る
8月7日(木)
クワ
ヘクソカズラの勢いはどう猛そのものである。いたるところに顔を出している。シャリンバイに巻きつくものがあると思えば、地面を這いずるものまでがある。小さな葉を見ると、ヤマイモを思わせる愛らしさがあるが、大きな葉には愛らしさはない。
芝生地の一角がきれいに刈られている。その芝生地にぽつりぽつりと伸びてきているものがある。見ると、ヒメムカシヨモギとアレチノギクである。中でもヒメムカシヨモギの成長の速さには驚くものがある。刈られ、抜かれしても次から次へと出現してくる。同じ芝生地にメヒシバが入り込んできている。地面を這うようにして枝を伸ばし、そこに新しい拠点をつくり、さらに侵入する勢いには驚く。
左:ヒメムカシヨモギ 右:アレチノギク メヒシバ
わずかに残ったタチスズメノヒエは復調し、たくさんの穂をつけている。以前はタチスズメノヒエと競うようにスズメノヒエの姿があったが、いまは姿が見えなくなった。たび重なる刈り入れに耐えられなくなり、ここから姿を消したのかもしれない。
タチスズメノヒエ
キンエノコロ
記 平成26年8月7日(木)