これはアカメガシワになるか
7月24日(木)
藪の入り口で五角形をした葉を見た。幼木であり、名前が分からない。赤みがかった長い柄が互生している。これが幹だといわれるものも明確でない。何を手掛かりにしていいか分からない。一応特徴をメモした。
試料
特徴メモ
1.葉は互生
2.幹、柄は赤みを帯びており、白色の毛がある。
3.葉の形は五角形。
4.主脈から4対の支脈があり、さらに支脈から葉脈が出ている。
5.葉の表裏にはほとんど毛がない。
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柄が赤い点から考えていくとアカメガシワが思い浮かんだ。アカメガシワを見ていたときは、花と幹に気が行き、葉の観察を疎かにしていた。そこでもう一度以前の写真を振り返り、葉の様子を調べてみた。すると、試料によく似ている。いくつかの葉をみると五角形になっているものもある。
松江の植物(http://matsue-hana.com/hana/akamegasiwa.html)によると
本州~九州の伐採跡地や崩壊地、林縁などの明るいところに多い。
と書かれている。
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今見ているところも伐採跡地や崩壊地、林縁などに相当する。他の資料も当たってみると、試料はアカメガシワになりそうだ。
考察
アカメガシワの葉には、両面に星状毛、裏面に腺点、葉身の基部腺体があるという。確認しようと、けっこうアップした写真を撮ったのだが、よく分からなかった。この点を再度突き詰めたいと思っている。
葉の表 葉の裏
撮影:7月20日
記 平成26年7月24日(木)