公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サルスベリが咲く

716日(水)
 
 前日は、あまりにも暑かったので、公園の中の方まで行く気になれなかった。ところが今日、サルスベリの花が咲き出した情報を得たので、もしかしたら浦島公園でも咲きだしているのではと思い、再び出かけた。
 公園には何本かのサルスベリの樹があるが、そのうち1本に花が咲いていた。この花が咲くと本格的な夏の実感が湧いてくる。上の方の一部だが、ピンク色の花を確かにつけている。
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開花したサルスベリ
 
 草が刈られていなければ何度も来たものだが、公園に足を踏み入れるのは久しぶりである。サルスベリの花を確認し、先へ進もうとしたとき、コスズメガヤが咲いているのに気づいた。見たところ、もう何日も前から咲いているように見えた。コスズメガヤは毎年、人の足が入る、地面が堅いところに出てくる。一見ひ弱に見えるが、けっこう強いものと思える。
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スズメガ 
 
 昨日、「雑草は強い」と思ったが、その通りタチスズメノヒエも穂をつけていた。激しく刈られた後だけに、例年より背丈は低い。また、大きな株にはなっていない。
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タチスズメノヒエ
 
 こちらはシマスズメノヒエである。タチスズメノヒエほど個体数は多くないが、やはり健全であった。シマスズメノヒエは穂の数が少なく、横へ開いているので違いが分かる。
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シマスズメノヒエ 
 
 「他に何か見つかるか」と探しながら歩いていると、オヒシバが見つかった。別に珍しい花ではないが、夏が来たことを感じさせる花の1つであることには変わりない。「オヒシバが出てくればメヒシバは?」と思うが、メヒシバは見えない。そう思ったが、写真を見ると、少ないが映っている。どちらも出てきたところのようだ。
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オヒシバとメヒシバ
 
撮影:7月15日
 
 
  記  平成26年7月16日(水)