クズが花をつける
7月10日(木)
昼食後、ナツツバキを見て、下の池の畔を歩いているとき、テニスコートの脇にマンサクの樹があったことを思い出した。春に、偶然花が咲いているところを見ることが出来た。黄色い紐のようなものが放射状に出ている花だった。今はどうなっているかと、寄ってみる気になった。見ると、果実が出来ている。褐色をしていて、表面は綿毛のようなもので覆われており、中央に窪みが見られる。また、斜め横に雌しべの名残かと思われる突起が見える。マンサクの果実は乾燥すると、爆発的に弾けて中から種子が飛び出すという。
マンサクの果実
マンサクの近くのあい向かい側にエゴノキがある。見ると、緑色をした果実が下がっている。沢山の花が枝からつり下がった姿は見事なものだったが、果実が吊り下がっている光景にも見るものがある。
エゴノキの果実
テニスコートのフェンスの脇にワルナスビが沢山咲いている。最初、エゴノキの近くに1本あったので、写真に収めたが、周りを見渡すと、かなりの個体数があることが分かった。「こんなにも群がって咲くのか」と改めて驚いた。
ワルナスビ
モクレンの樹にクズが絡み付いている。「何時もの光景だなぁ」と思い、通り過ぎようとすると、紫がかったものが見えた。瞬間、「花だ」と思った。それにしても早く咲いた。いつも夏から秋にかけて注意して見ているが、こんなに早く咲くとは思わなかった。
クズの花
水辺近くを見ているとき、遠くに赤紫の花が目に付いた。「何かなぁ」と思い近寄った。しかし、ここからはまだよく見えない。水辺に近いので、もうこれ以上は近づくことが出来ない。カメラの望遠で見たがはっきりしない。とりあえず。撮影をした後で調べることにした。今の時期に咲くこと、葉の感じからミソハギと考えられる。
撮影:7月2日
記 平成26年7月10日(木)