公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

スクールゾーン対策協議会

7月9日()
 
 7月8日、近隣の小学校で、役所関係、道路関係、警察関係、地域関係そしてPTAをはじめ学校関係の方が集まりスクールゾーン対策協議会が行われた。
最初に、地域調べについて児童の発表があった。それぞれが分担して、通学路の様子を調べていた。 ここは事故が起きやすい。ここは大きな樹があり、隠れたところがあるので危ない・・・等よく調べていた。大人の見る目とは違い、生の声が伝わってきた。また、学習を発展させ、安全を守る対策まで考えていた。「ポスターをつくり、掲示してもらおう」と提案がなされ、実際に完成した「安全ポスター」を披露してくれた。
 児童の素晴らしい発表を受け、協議に入った。予め纏められた要望が提案された。全部で6点あった。どれも大変重要な提案であった。
 
 「道が狭く、危険なところは、車の通行時間の規制をして欲しい」
 国道が渋滞したときは、抜け道になっており、危険である。最近は大きな車が通るようになってきている。
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道が狭く、危険なところ
 
  「横断歩道のペンキがはげてきているので塗りなおしてほしい」
 明示されていないと、人は注意を怠ってしまう。横断歩道だけでなく、歩行者通路を緑色にぬって欲しいという意見もあった。
 
 「危険な場所へ小さな子供が入りやすい隙間があるので、入れないように出来ないものか」
 大人が入れないと思っても、子供は面白がって入ってしまう。所有地の問題もあり、完全に入れないようにすることは難しい。
 
 「歩道橋の延長や左折、右折時のスピードダウン」
 歩道の青信号の時間が短く、横断歩道まで車が入ってくるので、真っ直ぐ渡れないときがある。特に夕方からは危険である。
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横断歩道まで車が入ってくる
 
 予め用意されていた要望については担当者の方から答が出され説明された。話し合いを聞く中で、通学路の実態を子供たちの目線で考えることが大切であることが伝わってきた。
 
神奈川新町駅付近の通学路の問題
 
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一部完成した陸橋
 
 その他の中で、民間の事業者のことについて話が出てきた。「行政は民間の事業者のやることについて、注文できない」ことが明らかにされた。現在、駅舎と陸橋をつなげる予定になっている。陸橋は完成し、あと駅舎と連結するだけになっている。駅舎は予定では数年前に完成したことになっている。しかし、人を呼ぶ店や学校は出来、営業を開始したが、駅舎の建設は全く進行していない。煽りをくい、児童の通行に支障が出てきている。地元住民だけでは解決できない問題に発展してきている。
 
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駅舎へ繋げられていない
 
  
  記  平成2679(水)