公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハンゲショウとヤブカンゾウ

76日(日)
 
  三ッ池公園を訪れたときはパークセンターで休息をとる。テーブルがあり、腹ごしらえをしながら本なども読むことが出来る。平日は閑散としており、静かで落ち着いた場になっている。
  このパークセンターの山側には小さな流れがある。この流れ沿いにアジサイがきれいに咲いている。日の当たりが少ないと見え、花が新鮮なまま長いこと咲き続けている。暑いところを歩いてきてこの景色に会うとほっとした気分になる。
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流れ沿に咲くアジサイ 
 
 アジサイの近くの水辺に白色の変わった花があることに気づいていたが、これが何という名前か調べていなかった。ある日、テレビの番組でこの花に似たものが紹介されていた。そのとき、「ハンゲショウ」という名前が耳に入った。穂状の花は小さくて目立たないが、葉に白色の部分があるのが特徴になっている。
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 ほぼ同じ場所に、オレンジ色をしたユリに似た花があった。「ノカンゾウ」という名前が頭に浮かんだ。この時期になると、これに似た花をよく目にするようになる。ノカンゾウに似たものに、ヤブカンゾウがある。どこが違うのか調べると、ノカンゾウは一重でヤブカンゾウは八重になるということだった。咲いている場所で名前がついているのではなかったようだ。今見ているのは八重になっている。従ってヤブカンゾウになる。
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 山への入り口にアベリアが咲いている。アベリアは垣根などによく利用されている。けっこう長い間花をつけるので、重宝がられているようだ。剪定にも強く、直ぐに芽を出してくる。公園内を歩くと、随所でこの花が満開状態になっている光景を見ることが出来る。
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アベリア
 
撮影:7月2日
 
 
  記  平成26年76日(日)